【a_talk-episode 46】

・・・ぷらっと散歩に、あおなみ線からの景色最高!・・・

 晴天の最中、朝の早い時間は若干苦手なのだが、この空気感に誘われて散歩に出てみた。それは名古屋臨海高速鉄道あおなみ線に乗って、金城ふ頭あたりをぶらっと散歩する事が頭に浮かんだので、「思い立ったが吉日」という故事ことわざも頭をよぎり、すぐに足を進める事にした。


 そして、当然のことながら、あおなみ線というのは、東海の路線の一支線(一部)という認識があり、JR東海の名古屋駅構内にて、その乗り場および切符売り場(自動販売機等)を目を皿のようにして探したが、見あたらなく、仕方がないのでJR東海の切符の自動販売機で、金城ふ頭までの運賃の表示が有ったのでその金額を購入し、JR東海の自動改札からは入り、あおなみ線の有ると思われるコンコースを目指して移動したが、その目と鼻の先の前にまたまた自動改札口が立ち塞がった。切符が違うという事である。はたと困りはて近くにいたあおなみ線の駅員の方に聞くと、「私では分からないので其処にあるJR東海のブースで聞いてほしい。」との回答を得たので、早々に訪ね、JR 東海の職員の方に「この切符はどの様に処理をすればよいのか・・・?」と尋ねたところ、やはりこのような事例がよく有るみたいで、対応がスムーズで何の問題もなくあおなみ線の切符が手にする事が出来た。(切符とその乗り口ですったもんだしたが、最終的にはめでたしめでたしであった。)


 ここで、あおなみ線について少し語ってみると、心地よい心が温まる澄んだ空気感のある路線名の「あおなみ線」とは当然ご存じだとは思うのだが、平成16年に第三セクター(JR 東海、中部電力等多くの出資者が存在する。)により運行を開始した路線である。

 この路線は
JR名古屋駅構内に名古屋駅プラットホームを持つ名古屋臨海高速鉄道株式会社という私鉄なのである。そしてその改札口はと言うとJR東海名古屋駅構内の太閤通南口に有ると言う事である。もっとも乗継ぎに不便なそして分かりづらい場所のようである。 よく名古屋駅構内の待ち合せ場所で使われる金の時計付近は、乗継ぎで人の往来が多く(名鉄、近鉄、名古屋市営地下鉄等の乗り入れ場所付近)あるので、そこにはあおなみ線の改札口等の案内看板が目立たないのである。

 それから、切符売り場で一番利用されるであろう
JR東海名古屋駅中央口切符売り場付近でのあおなみ線についての案内が無いのである。(目立たないのかもしれないが、たまにしか利用しない乗客に対しての親切さが足らないのでは・・・。)


 各路線の車内での乗換え案内では新幹線、名古屋市営地下鉄、名鉄、近鉄等の乗換え案内は理解できるが、あおなみ線の乗換え案内も何ら工夫することなく、そのままあおなみ線と言う言葉を使い乗換え案内をしているので、てっきりJR東海の一支線と理解していた。ところが全くの別会社だそうである。で有れば車内乗換え案内もあおなみ線だけではなく名古屋臨海高速鉄道あおなみ線と少し工夫をし広報してほしいものである。乗客に親切な案内掲示板も足らないような気がする。(滅多に乗らない乗客にとっては・・・。)


 と乗車する前には色々と違う事で感じる事があったが、いざコンコースに上がりその車体を眺め時は心穏やかになるものがあり、これから金城ふ頭駅に向かって乗車する事に胸躍らせられるものがあった。車内は窓が広く座席もベンチシートだが座りやすく運転者の後ろ姿から前方が見える工夫もされており、乗り心地の良さを感じる車両である。


 名古屋駅から約
25分掛けて名古屋のベイエリアにある金城ふ頭駅を目指すのではあるが、その間に位置する駅も色々と興味をそそられる景色が表われる。



 今回はあおなみ線の利用について、現実に起こった事や思った事等記述したが、何となく風光明媚を感じさせる路線である事は間違いなく、金城ふ頭駅近くにはJR東海のリニア館等含め観るに値すると思われる施設もあり、またこれからレゴランドのテーマパーク施設も建設させる。(金城ふ頭駅付近の下の東西に走る道路脇に掲げられた道先案内看板の矢印のリニア館方向が少し変ではあるが・・・。)あおなみ線の電車にゆらゆら揺られ、一度金城ふ頭を訪れるのも良いかも・・・。   Photographer 岡田 朗





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