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秋の紅葉シーズンも、またとない絶景だと思うのだが、春、新緑に季節も木々がわくわくするような燃えるような若葉の季節でさわさわ感があるようである。若葉の季節の楓の新緑も悪くないのである。
香嵐渓はやはり紅葉シーズンともなると、楓の紅葉が燃えるような赤で染まるので、見飽きることのない感動がそこにはあると云う情景が芽生え見えてくるのである。 距離にして香嵐渓で観光資源として整っているのは三州足助屋敷を中心とした1q前後の地域と思われた。道も人々がゆとりを持ってすれ違うことの出来る道幅が有りアスファルトで整備された歩道があり、その歩道から眺めることの出来る巴川にかかる赤い吊り橋は、とても人気の高いスポットと思われる。それは宮町駐車場あたりから巴川に沿って遡り一ノ谷付近まで観光スポットが続いているようである。今はその巴川の一部にロープが渡され、それに大きな鯉のぼりが川幅に所狭しと泳いでいた。
香嵐渓の三州足助屋敷の入り口近くの広場では、色々なオブジェに象られた体験コーナと物販などのお店が幾重にもテントで仕切られ所狭しと張られ、その中で出品者等が独自の個性を出していた。今回、香嵐渓を訪ねるに当たり、臨時にステンドグラスのオブジェを販売したり、そこで体験制作も行っている知人からの誘いに心が動いたからで、その誘い文句は「紅葉の時期もいいのだけれど若草が真っ盛りの春も見頃の一時期だよ」であった。香嵐渓は紛れもなく観光シーズンのまっただ中の一季節であると感じた。
そして、香嵐渓を流れる巴川は水清らかで河原には上流から運ばれて来たであろう大きな石や岩が所狭しと、その清らかな流に寄り添って川の情景を醸し出していた。
一通りの香嵐渓を散歩しその後約1q離れている足助城を目指し足を進めた。
この足助城は香嵐渓に隣接する真弓山(標高301M)の頂上にあり、その頂上には本丸が有り、四方に張り出した尾根を利用した連郭式の山城だそうである。この真弓山、駐車場があるので車で行けば簡単なのだが、歩いて行くと相当に覚悟を決めて登山をするというような感覚で息を切らしながら、滝のような汗をかきながら約40分位かけて登っていくのである。まさかこれほどに疲れる行動とは思わず足助城の山門に付いたときはすこしの安堵感が漂っていた。
この足助城、戦国時代に三河の豪族鈴木氏の居城として建てられたが、やはり戦国の世である、ある時は徳川氏や今川氏や武田氏に攻められ落城の憂き目に遭ったが、最後は徳川家康の家来となり関東入国についていき、この足助城は廃城になったと聞く。それから長い間忘れられた城で朽ち果てていった様である。そして足助町によりこの城の復興の話が持上がったのは平成元年の「ふるさと創生事業」により 復興することが決まったと聞く。飯盛山城を復興する予定が史跡が数多くあるので真弓山の足助城復興に舵を取ったそうである。
今の復興された足助城を簡易的ではあるが紹介しよう。
山登りの終点はほぼ頂上の足助城の入場門である。そしてここで観覧券を購入し門をくぐって最初に目にするのはその高台にある本丸と南物見台である。それらを目指し又山登りが始まった。暫くすると本丸に到着しまだ復興目新しい建屋がそこにはあった。建屋の中はある程度自由に歩き回れることが出来すこしの時間ではあったが鎧甲等色々と見ることが出来た。
最後に、季節感の演出に長けた香嵐渓を中心に足助城等色々と史跡を訪ねるのも、心の洗濯になるのでは・・・。 Photographer 岡田 朗 |
Copyrightc2006 Akira Okada. All Right Reserued
上記の無断掲載、再配布は固く禁じます。
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